2010年10月17日

京都の渋ビル


しばらくブログが止まっておりました
最近BMCでは京都に行き来する機会があり
京都はよろしおすなぁと歩いている時に
ふと見つけたこのお方!
ドォーン!と目の前に立ちはだかり、心を打たれました。

足元からだんだんシェイプしていく柱の線
持ち出された上階の存在感





床から腰壁にかけて続くタイルは
にょきっと地面から生えてきたように
入隅はRになっている。

このサイズ感は独特で、
敷地の大きさに比べ低層であることが
京都らしさを物語っております。





京都といえば町屋や社寺のイメージが強く
ビルと言えば市役所などのレトロな近代建築や
バブル期に建てられた、特に飲食店舗が入るものは
ギラリとしたものが多い。
しかしそんな中に紛れておりますおります
渋ビルが!

新旧の狭間で生き延びる微妙な存在である故に
数は大阪より少ない印象を受けますが、
なかなか個性的なものがあちらこちらにおりました。

渋ビル探しを
京都散策の楽しみの一つに加えると
街の見え方もかわるでしょうー