2010年2月28日

天満のタイル兄弟

こんにちは
暖かくなってきましたね

いつものように街を見上げながら自転車をこいでいると


こんなに仲良く寄り添う 渋ビルの並びを見つけました

どちらも硬派なオールタイル貼り
見事な青と緑のツートンカラーのハンサム兄弟です
ちなみに私は釉薬タイルの
天気によって変わるその気まぐれな表情が好きです

このビルは本当に本当にシンプルですが
ふたつ並ぶとその佇まいもなかなかの迫力
私の写真技術では伝えきれないのがもどかしい...

しかし この余計な装飾のない素っ気なさにこそ
人は心惹かれるものなのでしょうか


見上げるとこんなかんじで


見下ろすとこんなかんじ この密着感

とはいっても
この景色に心躍るのは私がビル好きだからであって
やっぱり戦後ビルの存在は
大正時代の「幻のような夢空間」でもなく
ハイクオリティな「時代の最先端」でもない
その中間にある現実感があります
でも街の景色としてまだまだ「当たり前」の存在の今こそ
できることがたくさんあります

BMCは鉄道広告社に拠点をおいてから
ひとりひとりとの出会いを通して
温かい空気がゆっくりと流れはじめています

ブースを楽しく面白く使ってくれる人がいて
その人に興味を持った人が集まる...
みんながビルに興味がなくても
何かぴんとくる共通点で人が集まっていく
場所になればいいと思います

おビル見をしたくなる あたたかい春はすぐそこです
みなさんぜひビルに遊びにきてくださいね

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