そのイベントのひとつとして、BMCメンバーでもある
建築家高岡伸一ガイドによる船場センタービルの散策ツアーが行われ、
BMCメンバーも個人的に参加してきました。
このビルは、1970年万博の年に生まれた930mの驚異的長さのビル。
上は高速道路、地下には地下鉄に挟まれた、冷静に考えるとすごい立地。
ただ、この巨大横長ビルをどう効率よく使い、活性化させるかが
これからの大きな問題でもあるのです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZnd1UXv65PmpYwEPqW7BxFf_V8XGfujtCtJj1alGZ_fCKkLGandyi6Izl1w9wG7YXflZ1Fx-9RXdNvVPir_lq8SWsnRlEARO9LTOIPCI8p2-p1dgjcQvm_v3Lh71wHBEl4ifH4AVrIg0Q/s320/semba1.jpg)
散策ツアーでは、普段は立入禁止のビル屋上と上の高速の間に潜入。
すぐ上には高速が走っていて、その振動もさることながら
うっかりすると下の高速に落ちる危険性もあり、なんともスリリング。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbkZCWofwSC4NuhQgkXk9kA_oWnMtViKdSN3eVym68fwwpB7wkUVZnJO_9mgZ045ph7c-tUM3bnQcDydqimYeo5qRo07ODCVOD9U_7H7rSOhlBaOfuOuyK8TRmhE7qRnSIPcvTEuNhM9qY/s320/semba3.jpg)
窓サッシの継ぎ目、わかります?
これは老朽化した大きな設備機器を入れ替える手段として、
窓部分をくり抜いてクレーンであげて搬入。
その後、サッシを継ぎ直してガラスをはめ込んだ形跡です。
この時代のビルの魅力的な特長でもあるアールの窓ラインは
しっかり残してありました。よかったよかった。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvfmeXWypuQc-Y4q4b6hRcE8Gb4DvKJQRizKtgNMxB5x9HsI8IYpqK0NnbP9HzqrwFMY6uJZQVNi7CPXFOFvVZLJggsl_yjBfkOPQuwIjBsjuIkx9euEWUI92Mp1TwsMUtAhexAPesi21r/s320/semba5.jpg)
手仕事の努力が光る写真。
このビルは外観がひたすらに茶色の小さな角タイルなのですが
窓や柱などにアールデザインが使われています。
その部分のタイルは、アールに合わせてカットされたタイルなのです。
こんな小さな細工に感動!これが1号館〜10号館まで続くのだから
本当にこのビルはただ者じゃないなと実感。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkrea6DCDfXa0vZzZRHPTSdUK1aBfQKWma9VbYb2bLwWy9std3XrtSrcZtJx0DcP53Jo4jofD7aGuxqBlCh6JwaBrd0duoC9ROjPPSqI7Ec56YwzUKNOntOa_Mb5Pc9ttnTteQk2pZ3ZQn/s200/semba4.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrwkyLkHXmOVbUvfFdVmHZaUQ5Vo3pfswD8rs66SyThN054XfO_Mrr_nK4Xrqkljn4rI5w0bCKOnbzyGV3q_CMoHsAEMGN0U686YpOQTzbkRc1RLIahuKPxmzzq2vvJNGJEdATBfQrgfpF/s200/semba2.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-xmtF7gxnfAQut55MEArxka9d-my987coXUZ0VpM8Rzx6Zh5wvEVwBfeQvh-PcSbF3VOYcFLLue2fC8845TP9iO6dtsGlhYB70gUpK4nZmTDLl9rIKBTo99_KZKJv_TM5sGGAgv4Gm_no/s200/semba.jpg)
ビル内部も味わいのあるパーツが目白押し。
みなさまも船場センタービルウォーキングしてみてください。
いい運動になりますよ〜
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