2009年10月22日

熱いデザインはビルだけでなく

着々と準備を進めておりますBMC本部。
ビルマニアカフェ2009まであと10日を切りました。

BMC本部を構える鉄道広告社さんはその名の通り、鉄道にまつわる広告代理店。
長い歴史の中で、
恐らくお仕事のために収集されたり記録されたであろう、
広告やデザインの若き時代を垣間見ることのできる資料も残されています。
当時の広告物のグラフィックデザインやコピーを見ていると、
渋ビルを見ているときと同じ気持ちになります。

見る人や使う人がどう思うか、という“条件”をはるかに上まわる、
“こんなのが作りたい!!!”という勢いとか熱意がはみ出している、
そんな気がしてならないのです。それはとても個人的な何かに思えます。
だから突っ込みドコロはいっぱいあるのですが、
それでも何か訴えてくるものを受け止めたいとこちらも熱くなるようです。

子どもの頃から既に大量のモノと情報を与えられ、
そんな豊かな時代の若者として市場からターゲットとして注目され続け、
「こんなものがほしいでしょ?」「今度はこんなのを流行らせるよ」
というメッセージを受取り続けてきた者の感覚として、
かつてのデザイナー達の、そんなことにはお構いナシの創作意欲が
とてつもなくカッコよく感じられるのです。
そのはみ出すくらいの何かに憧れ、
「あぁ、自分もなにか・・・!」とかきたてられてしまいます。

そんな風にデザインされたモノはビルだけでなく、
こういったグラフィックや家電や車や家具などいろいろあります。
ビルマニアカフェ2009では、そういったモノも見ていただけると思います。

10/31と11/1は鉄道広告社ビル二階へぜひ!

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