2008年12月8日

ビル自慢大会開催

ダイビルの喫茶「大大阪」で好評開催中の回顧展ですが、2日に記念イベント「ビル自慢大会」を開催しました。それぞれが自慢のビル写真を持ち寄り、その素晴らしさを披露するという何ともマニアックな企画。10名ほどの方にお集まりいただき、時の経つのを忘れて(気が付いたら3時間もひたすら「ビル」を肴に盛り上がっていた・・・)戦後ビルの尽きせぬ魅力をあらためて確認しました。

写真はそのときの様子。


ビル柄の着物(アンティーク)が登場して場内騒然。


当日会場で自慢されたビルをひとつご紹介。


会場となったダイビルのほど近く、堂島に建っているNTTデータ堂島ビル。
1974年竣工と大阪では古株の超高層ビルですが、極私的には今でも大阪の超高層ビルNo.1はこのビルです。
さすがに背の高さでは若いモンに遠く及びませんが、全身をプロフィリットガラスが包んだクールな佇まいといったらありません。
現在はどうもデータセンターとして使われていて、夜になっても一部に照明が付くだけなのですが、もしビル全体が光ったらと想像すると・・・。クリスマスだけでも記念点灯とか、やりませんかNTTさん。


高層ビルは遠目にも美しいですが、このビルは足元廻りもとても魅力的。
時代は74年、まだ万博の余韻が漂う頃。EXPO的デザインがあちらこちらで感じられます。



一言に「戦後ビル」と言ってもその好みは千差万別。
小さなビルの微妙なアールに萌える人がいたり、
タイルの風合いにこだわる人がいたり。
最近、「ビルは友を呼ぶ」という格言が生まれました(笑)。
輪はこれからもっと広がりそうな予感です。

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