2009年7月4日

ルーツを探る

少し前のこと、ほとんど突然に極度のビル好きが集まってしまい、
わたしたち何でこんなにこの年代のビルが好きなんだろうね、
という話になったことがありました。

グラフの服部さんは"30年リバイバル"と表現しましたが、
わたしたちがカッコイイ!と思うビル達と30代(が中心)のわたし達は
たしかにほとんど同世代でもあります。

生い立ちのどこかになにか鍵があるのでは!と
生まれてこの方何に興味を持って生きてきたのかを
お互い地味にインタビューし合ったのでありました。

面白いことに、千里や泉北のニュータウンに
幼少期に親戚がいるとかなんとかで縁があり、
「子供ゴコロになんかカッコイイって思っててん」
という人が二人もいました。

BMCで千里ツアーを敢行したことがありますが、
ホント今見ても、今見るから尚更カッコイイのであります。
駅も、集合住宅も。スペイシーでオリジナルでムーディ。



またいつかまとめてご紹介するとして、
(我々の盟友『モンド不動産』さんが最近紹介されてます!)
特にニュータウンを知らなかったわたしのルーツっぽいものを
以前父親の本棚から発掘しました(そして横領しました)。

広告のデザイナーをやってた父はやたらに写真集とか持ってたみたいですが
今見るとめちゃ素敵なインテリア写真が満載の本が。


そーーーう言えば、50000歩くらい譲って思い起こすに、
昔住んでた団地の家は、こんな本見たんじゃないかと思う感じでした。
オレンジのカーペットの部屋とこげ茶のカーペットの部屋に
イサムノグチのAKARI(風?)があったり、
カーテンがなんか強烈な幾何学模様だったり、
突然思い立った母といっしょにお風呂の壁を水色に塗ったりした
というようなかなり曖昧な記憶が・・・。
(もちろん、これはイメージ画像ですけど。。。
 素人ながら真似しちゃった、みたいなんでしたけど)
そう言えば母はこんな髪型だったかも!!
(もちろん、顔はとても日本人でしたけど)

ビル以外にも、この年代の音楽やバイクや家具やなにかを好む傾向はそもそもあるようで、
そればっかりで固めてキメキメな訳ではないのですが
ビル熱の上昇と共に周辺趣味がさらに70年代に収斂してきてる感がある今日この頃。
とても幾何学の古い生地を見つけて、
70年代のファッション誌からブラウスワンピースの写真を選び、
友達に「コレでコレ作ってー」と発注しました。(はよ作ってなー)

ビルビルゆうて変やで、と言われることがよくあるのですが、
ビルも含めこういうスペイシーでオリジナルでムーディなのがいい訳よ!
と思うに至ったルーツを、今日はちょっと書いてみました。

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