2010年2月1日

ビルは見かけによらない

昨日、今年初めのBAR階段室は、
冷たい雨の日曜日なのにたくさんの人があふれ、
あったかくて和やかなムードの夜、ホットウィスキーが進みました。
(社長室ではオセロにUNOで熱狂してた人たちも。)
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。また次回も決まりましたら、こちらのブログで予告しますので、
ぜひ一度いらしてくださいね!

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鉄道広告社ビルの二階で日々を過ごしていると、
なんだかやわらかーい居心地の良さを感じるのですが、
今日ご紹介するビルも、ホッとする空気を肌で感じるビルです。

1950~70年代のビルと一口に言っても
実はいろいろな形があること、みなさん気付いて来たでしょう?

いくつかのシリーズ(流派?)に分けられる中で、
わたしたちがチョコレート型と呼んでいるタイプがあります。窓の角がアールの場合が多いので、
モンド不動産さんのブログにもよく登場します。

この形はプレキャストコンクリートと言う
工場で型に流し込んで作った同じ形のパネルを並べたもので、
板チョコみたいでしょう?
同じ形の『連続美』、みたいなのがウリなので
一見、オシャレでスカしてる印象があるかも…
ですが実はハートは温かいんです!!(中身もクール、なビルもあります)

グレーに塗装改修されて、よりツレない表情を見せるこのビル、
でも一歩足を踏み入れると、上から降り注ぐ陽射しに釣られて、
なんとも静かで美しい階段を見上げ、つい、時間を忘れてしまいます。廊下を包む木調の壁や、かわいらしい柄のガラス、
味のある「湯沸し室」なんていう手書きの文字など
そこにあるどれもがなんだか優しくてカワイイおばあちゃんみたいな雰囲気で、
一瞬、街のど真ん中にいたことを忘れるのです。きれいな音色のガムランベルが鳴り、日当たりのよい階段室。
一番似ているのは、のどかな縁側・・・かなー。ビルの中なのに。毎日こんな空間を通ってオフィスに出入りできたなら、
そこで働くあなたの気分はいつでも和やかにリセットされ、
そこから生まれるものはきっとどこかに優しさが滲むでしょう。

なんて思ってしまうこのビルは、どうやら空室があるみたいですよ。


ビルも人も、見かけが素敵だと中身も素敵ってことは多い。
だけどその印象は決して見かけ通りではなく、
一歩近づけば思いがけない魅力を発見してハッとしたり、
好きになっちゃったりします。

そんな意味で見かけによらないビルを見つけたときの嬉しさは格別です。

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それから冬の夜にビルを語る、こちらもぜひ

1 件のコメント:

オテモヤン さんのコメント...
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